ダダダダダッ

物凄いスピードで明日香は廊下を駆け抜け階段を上り屋上に付いた。

「ハァッハァッ」

明日香は息を切らしながら外を見つめる。
呼吸をととのえた明日香は空を見上げ溜め息を一つついた。


「ハァ〜!ほのかちゃんに協力するって言ったのに、結局タイプきけてないよぅ〜!」


ダダダダダッ

「えっ?」


明日香が振り替えるとそこには海斗がいた。


「かっ海斗!!???」


「逃げることないだろ!?」
ハァハァと呼吸を乱し、海斗は叫んだ。


「で、でも……」

明日香は戸惑いを隠せていない。

「何で逃げんの??俺のこと嫌い?」

「…………嫌いじゃないけど……」


「けど?」


海斗を少し怖いと明日香は思った。