『あっちぃ~』
お母さんには、コンビニって言ったけど
本当は外に出たかっただけ
なんとなく、直感で
「お姉ちゃん!」
『…ん?』
振り向くと、小さい可愛らしい女の子が
私に何かを差し出した
「これ、落としたよっ!」
『あ…』
「大切なもの?」
『…うん、私の宝物
拾ってくれて、ありがとね』
女の子に頭をぽんぽんと叩くと、
女の子は嬉しそうに帰っていった
私は、大切な"それ"を大事に
ポケットの中にしまう
『…チカ』
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
設定されていません
読み込み中…