澪をドアの近くにつれてきた。 ここなら痴漢あわないだろ。なるべくこれから扉側いろよな」 「う…うん…」 こんな風に助けてもらったの初めて… 「もう、俺がいるから大丈夫だからな。」 "大丈夫だからな" その言葉にすごく安心して、涙がこぼれおちた。 「え?なんでまた泣いて…」 「ほんとは… ほんとは、毎回怖くて…怖くて…嫌で…ありがとう…」