朝から体調は良くはなかったけど、午前の部は何とも無かったから油断してた …でも私が頑張らないと。 後もう少し…もう少しなんだから。 「……ハァッ…ハァッ」 ――グラッ 「――!!!千優ッ」 ――ドサ… 「きゃぁぁあぁー――――!!!」 目を開けて立たなきゃいけないのに、瞼が重くて上がらない。 …この抱えてくれている腕が温かくて気持ちいいからかな? すごく安心する―― プツンとそこで意識が途絶えた。 ――――――――… ―――… .