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「まだあるか?」
「イイエ、ナイデゴザンス」
私が質問をしては壱が応えるという繰り返しを行い、一通り説明を聞いた。
私の脳が理解しているかは分からないが……いや、してもしていなくても同じだろう。
私の意思は関係なく、勝手に事は進んで行くのだから。
でも一気にフル活用させた脳は爆発し、只今若干壊れ気味な私。
「じゃあ今日は帰っていいぞ」
「ハイ。デハシツレイシマシタ、マスター、ナンチッテ!」
「………帰り、病院行って来い」
変な者を見たような目で見送られ、私は生徒会室を後にした。
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