「もしかして…浮気?」 あたしの問いに優君の眉が更に険しくなる。 「最初から付き合ってねぇし」 「浮気よね!?そのリナって女と浮気してるんでしょ?」 「こいつ頭おかしいわ…」 あたしはカッターを優君に突きつけて微笑んだ。 「おかしいのは、優君とリナだよ」