『今日からマネージャーになります。よろしくお願いします。』


そう挨拶したマネージャーはぁたしを含め5人。


みんな1年生でマネージャーの先輩はいない。


入部当時の部員数は、3年生が5人、2年生が10人、そして同級生の新入部員が幼なじみを含め5人。


全員で20人という少ない部員に対して、5人のマネージャーの必要性を全く感じられなかった。


その思いは顧問の先生も同じであったのだろう。


『おまえバレー部の先生から誘われてんだろ?マネージャーなんかせずにバレー部入ったらええやんか。』


とよく言われていた。


動く事も大好きだし、そうしようかなと思う自分もいたが、バレー部の人数が少なくぁたしが入ったとしても4人だけというのが最後までネックだった。


他の子も運動に長けている子ばかりで他の部からの誘いがあったようだがみんなサッカー部のマネージャーを選んだ。



ちなみに顧問の先生はぁたしが引退するまでバレー部を進めていた。