と悪魔が天使を蹴飛ばして囁く。
そんな葛藤を繰り返しているうちに、ビデオは終わってしまった。
「すごい怖かったね」
と直紀は無難な感想を述べた。
「でも、面白かったね。最後がまさか…あんな結末になるとはね」
確か結末は、ヒロインであるタレントの優香の演じていた役がすべての根源だったという最近よくある実は主人公が犯人です的な内容だった。
「えぇ、すごく怖かったけど面白かったです。」
まだ怖さが抜けていないような少し恐怖で引き攣った顔をしながら、答えた。
ビデオを見終わった後はまたたわいもない話しをしながら過ごした。
なかなか言えない
直紀はこんな自分が嫌になっていた。
天使と悪魔の戦いの勝敗はどうやら悪魔に軍配があがらそうだ。
そんなとき、
琴佳が僕を一瞬みて
「直紀さんは、あたしと友達以上ってありですか?」と僕に告白してきたのだ。
悪魔に軍配が上がったと思っていた僕にまさかの大チャンスだ。
「全然ありだよ。っていうか言いたかったのに、言われちゃったよ。すごい嬉しいよ。」
「言っちゃいました。あぁ緊張したよぉ」
琴佳の笑顔が安心で安らいでいる。
そんな葛藤を繰り返しているうちに、ビデオは終わってしまった。
「すごい怖かったね」
と直紀は無難な感想を述べた。
「でも、面白かったね。最後がまさか…あんな結末になるとはね」
確か結末は、ヒロインであるタレントの優香の演じていた役がすべての根源だったという最近よくある実は主人公が犯人です的な内容だった。
「えぇ、すごく怖かったけど面白かったです。」
まだ怖さが抜けていないような少し恐怖で引き攣った顔をしながら、答えた。
ビデオを見終わった後はまたたわいもない話しをしながら過ごした。
なかなか言えない
直紀はこんな自分が嫌になっていた。
天使と悪魔の戦いの勝敗はどうやら悪魔に軍配があがらそうだ。
そんなとき、
琴佳が僕を一瞬みて
「直紀さんは、あたしと友達以上ってありですか?」と僕に告白してきたのだ。
悪魔に軍配が上がったと思っていた僕にまさかの大チャンスだ。
「全然ありだよ。っていうか言いたかったのに、言われちゃったよ。すごい嬉しいよ。」
「言っちゃいました。あぁ緊張したよぉ」
琴佳の笑顔が安心で安らいでいる。

