「重たい……」

あれから30分後のあたしと友華。

わずか2時間で荷物の山。


ここのお店可愛いのは外見だけじゃなかった。

売ってる物までもが可愛い。


2時間でまだ5軒しか行けてない。

それどころかすでに荷物重たい……


「次ここに入ろう!!」

友華は服屋に入った。

中を覗くとあたしって感じの服ではない。

好きなんだけど欲しいんだけど似合わないんだよな……


でも中に椅子があるのが見えたからあたしは入った。


「鈴も見てみなよ〜」

友華はすでに両手いっぱいに服を持っていた。


「似合わないの知ってるでしょ。」

そう言ったとき。

あたしの目に入った蝶柄のチュニック。

気付けば手に取っていた。


「珍しいね〜
 着てみなよ。」

友華に手を引かれ試着室に入れられた。

笑うくせに!!

そう思いながらもどうしてもこのチュニックが着たかった。

えっ……


「鈴開けるよ〜」

勢いよくドアを開けた友華が固まる。

変かな……


「すっごく可愛いじゃん!!
 鈴に似合うこの手の服初めてだね〜
 普段の服より似合ってる。」

そう言われたあたしは単純に嬉しかった。