…… どれくらいたっただろうか。 私は目を覚ました。 「あぁ〜良かった!まりあ起きた!!」 「…あ…せいな。私…??」 「なんか、戻って来たらベンチで横たわっていたからびっくりした…。平気?」 「う…ん。まあ」 「何か調子悪そうだよ。もう、帰ろ!」 「…ごめん」 「大丈夫!」 せいなは私の荷物を持ってくれた。