GOLDEN TIME~4人のイケメン総長たち~

1時間くらい経った頃―…

ガチャ

扉が開く音が聞こえた。

『おかえり~』

あたしは玄関まで出迎えに行った。

『真白君?!どうしたの?!その傷…』

真白君の頬には殴られたような痕があった。

『君には関係のないことだ』

『そうは言ったって…手当道具はどこ?』

『引き出しの中…』

『一緒にこっちに来て』

真白君に出してもらい座ってもらった。

『痛かったら言ってね?』

あたしは慎重に手当をしていく。一瞬、真白君の顔が歪んだ。

『大丈夫?痛い?』

手を止めて様子を伺う。

すると急に引っ張られ道具を落とした。




気がつけば真白君の胸の中…。




あたしは真白君に抱きしめられていた。