GOLDEN TIME~4人のイケメン総長たち~

『こんにちは』

『やぁ、いらっしゃい。好きな席にどうぞ』

適当な場所に座った。

『ご注文は?朱里ちゃん…と…彼氏さんかな?』

『ううん。彼氏じゃないよ。隣の席の真白君。今はカテキョ?』

『あぁ~もうすぐ期末だっけ?タケルが嘆いてたよ』

『タケルも教えてもらえばよかったのに…』

『あいつきっと変に意地張ってんだよ』

『タケルのお兄さん…』

『タケルのお兄さんって言いづらいでしょ。カケルでいいよ』

『カケルさんって言うんですね。名前似てますね~』

『紛らわしいかな。かーくんでいいよ』

そう言ってカケルさんは苦笑した。