私前山里香は看護婦になるべく看護学校の195期生としてこの春めでたく入学した


校門をくぐると胸いっぱいに桜の花のにおいがする 校庭には母親とか父親を連れた学生がまばらにいた


小さい頃からの夢だった看護婦になるべく看護学校に入学した・・・


まわりの女学生が少し大人びて見えた


クラスわけがあって里香は3組だった


しばらくして声をかけられた 黒い髪に良く切れ長の目が印象的な美人な女性だった



「こんにちははじめまして」「あ、こんにちは」「隣すわってもいい?」



「私前山里香です」「深津冴子です」「宜しくお願いします」「こちらこそ」


その美人の女性は冴子と名前を言った・・・ただ一瞬里香を見る目が刺すような視線だったのを今でも覚えている