最後まで



「凛ちゃん、こわいぃ」


相変わらずのぶりっ子


こいつの存在がうざかった


「殺す」


ボソッと言った


私は筆箱に入っているカッターナイフを出して


握り締めた


殺す


思ったのはそれだけだった