やっぱりあいつは分かりづらい。
てか、わかんね。

出ていった少女Aはもちろん気になってはいたが、もともと無関心な俺は『ま、いいや』と言わんばかりに一つため息をついて、かばんを取りに行った。
俺はいつもと変わらない様子で、帰った。