「俺はそのままでもよかったんだけど?」 焦って手をほどいた私に王子はフッと口角を上げ笑った。 ドキ…。 この顔…反則じゃない? こんな顔で言われたら誰でもドキドキしちゃうじゃん。 「やけに大人しいじゃん。あ、俺に惚れたか?」 「な、な訳ないでしょ!アホか!」 私は王子から目をそらした。 だってあんな顔で見られたら心臓もたないよ…。