こいつの態度 俺を馬鹿にしているとしか思えない 「…貴方、勉強できないでしょ??」 「……」 「だから授業も寝てるのね」 「……お前、いい加減に…」 「仕方ないから 教えてあげても良いわ」 「………は??」 まだ騒がしい教室で 転入生はこちらを向いた ――その瞳にはもう怒りの色はなかった