優等生☆優ちゃん!!!




こいつの態度

俺を馬鹿にしているとしか思えない



「…貴方、勉強できないでしょ??」

「……」

「だから授業も寝てるのね」

「……お前、いい加減に…」

「仕方ないから
教えてあげても良いわ」


「………は??」



まだ騒がしい教室で
転入生はこちらを向いた





――その瞳にはもう怒りの色はなかった