「なぁ、転入生」 「……………何よ??」 そういえば 転入生と呼ばれたくないんだっけ 「……えっと……」 言葉に詰まると転入生はこちらを見た 「…………」 「……貴方、今何を考えてるの??」 そして転入生は目線を落とし 波打った黒髪を細い指に巻き付けた 「………名前何だっけ??」