嶋田圭織は明るくて真っ直ぐ

ただその正直さのあまり
クラスの女子に嫌煙されていたのだ


「美少女かぁ……私より??」

「…キモ」

「キモくねぇし」



教室の一番右で一番後ろの廊下側
それが自分の席

嶋田は反対側の席に
冗談を言いながら戻っていった