優等生☆優ちゃん!!!




手を広げると飴を握った手が乗った

「借りるわよ」


再び廊下の方に顔を向け
頭を腕にうずめた




「…ぉぃ」

今度は前から声がした

「おいって」

一旦無視すると
揺さぶってきたため
渋々頭を上げた


「飴くれよ」

「は……??」