優等生☆優ちゃん!!!




「……ウゼ」

顔をまた廊下に移す


「ウゼ……て、貴方何様よ??」


お前こそ何様だ
お嬢様、お姫様か??



「……寝るの??」

「……」

「使わないなら、教科書貸しなさいよ」



重たい頭をまた浮かせる

「貸して下さい、だ」

「な、……貸しなさいよ」


数学の教科書を渡した

すると転入生は教科書を手にして
代わりに手を出した


「飴あげるわ」

「イチゴかよ」

「飴と言ったらイチゴよ
いらないの??」

「貰っとく」