そろそろこの空気に慣れてきたらしい 皆が各々の話を始めた もちろん美城の取り巻きも増えた 「美城さん、俺も着いてって良い??」 「トリートメント何使ってるの??」 「美城さん本当に可愛いね!!」 やはり皆 美城との昼休みを諦めていなかった ――だが女子の味方は 決して首を縦に振ろうとしない