優等生☆優ちゃん!!!




「何だ、朝のは本気だったんだ」

田中が割って入って来た


「美城さんなら
学級委員になれるに決まってるよ」



こいつはこいつで
褒め過ぎじゃなかろうか



「そんな、ピッタリだなんて」

美城は白い頬を染めた



そこまで言っていない
どんだけ都合良い耳だよ




「本当だよね、華有るし」
「美城ちゃんなっちゃえば」
「地味ドリじゃなくて良いと思いまーす」





俺が話に入ったこともあり
入りやすい話に変わった為か

沈黙は途絶え
教室の奴等は口々に意見し始めた