「生きる、意味?」 すごく広くてすごく漠然とした理由すぎて 頭がついていけなかった 「せや。うちは音に意味を探しとる、と同時に歌に魂を乗せるんや」 「魂を乗せる?」 「喜びやら悲しみやらなんでもその時思ったこと感じたこと、 全部音に乗せて届けるんや」 「・・・誰にだよ」 「愚問やな」 彼女は鼻で笑ってから 言葉を続けた _