「来ないでください!!!」 『……嫌です。』 だって死ぬ気でしょ? 少年A? 「来ないでください!!! 来たら、と、飛び降りますよッ!!!」 必死だ。 『…わぁったよ。 止まればいいんだろ? 止まれば。』 「……そうです。 邪魔しないでください…。」 また手すりに足を掛けようとする少年A。 『ちょっと待った。 お前、今、来たら飛び降りるって言ったよな?? あたし、そっち行ってないよ?? なのに飛び降りちゃうんだ? 約束が違うじゃん。』 ねぇ??