いじめられッ子には救済を。


―――

再び目を覚ましたら、既に日が傾き始めていた。



「起きたか??」
「希美先輩ー((泣」


ベットの横には圭介クンと白井弟。


なんでまた泣いてんだよ((笑



「爆睡だな。
彼方、水持ってきて。」

『お陰さまで、すっかり元気です。』



ガラッ

誰かが保健室に入ってきた。

先生かな??



「熱計りなさい。」

『はいはい。』

「返事は一回。」

『はーい。』



圭介クンて、たまにお母ちゃんになるよね((笑



「彼方?!」
「要にぃ?!」


カーテンの向こうで白井兄弟の声がした。



感動の再会?!