――― 『到着ー…ぅにャ!!!』 首に感じる柔らかさ。 『凌ちゃんサン、くすぐったい。』 「今の猫みたい。 もッかいやって。」 もう、、なんだよこの子。 『凌ちゃんサン?? いい加減にし…』 体を反転させられ、あたしの言葉は凌ちゃんサンの唇によって遮られてしまった。 「ね、にゃあッて言って。」 唇を離してそんなこと言っちゃう凌ちゃんサン。 『嫌ですよ、そんなん。』 ハズいですから。 「えー、ケチ。」 ケチじゃないわ。 てか、なにソファーに押し倒してんの??