「到ちゃーく。」


『ありがとうございましたー。』


「ちゃんと戸締まりしてね。
顔確認する前に玄関開けちゃダメだからね!!

なんなら俺が泊まっても…『子どもじゃないんですから。
大丈夫ですー。』



「…つまんないー!!」


『つまらなくて結構です(笑
気をつけてお帰りくださーい♪』


「…こっちおいで。」



素直に従い、チュッ て軽く唇を重ねただけで、ご機嫌になった凌チャンさん。


単純だな(笑




凌チャンさんを見送り、親が借りてくれてるマンションの一室に入り、一息つく。




………あ。

課題終わってない。