「……彼氏、いるんですね。」 そんな明らかに ショボーン としないでよ。 『何??ショック受けちゃったりした??(笑』 なーんて…… 「……少しショック受けちゃったりしました。」 ……この正直者め。 可愛いぞコノヤロウ。 『…別に彼氏いるからって、あんたを見捨てようって訳じゃないんだから。』 頭をポンポンしてやる。 「そーですけど…」 『ほら、帰るよ。』 むぅ…ッて膨れてるけど、少し嬉しそうな白井弟を立たせ、校門に向かった。