『どした……えぇ?!』


特等席から身を乗り出して侵入者の姿を確認する。


予想してたのはいつもの綺麗な白い肌とふんわり笑顔。



だけどそこにいたのは、

『傷だらけ?!』



そう、傷だらけでボロボロな少年。



だけど、

「はい!!」



輝かんばかりの笑顔の少年。