「凌斗君。」


「はい……。」


「軽そうなんて言ってごめんな…

俺はその髪色……カッコいいと思うぞ。」


「ありがとうございます。」



男2人が手を取り合った瞬間でした。



「でもさ…ママは普通の子だったって言ってたけど、実際、ママだって強かったんだよ?」



え、そうなの?!


「そんなこと無いわよ。
ふつーの子でしたー。」



「だって、ヤンキーに絡まれると返り討ちにしてたじゃん。」



えぇッ!?