『そっちこそ、帰ってくるなら言ってよ。 ビックリしたわ。』 「だってサプライズの方が楽しいじゃない。 パパが夏休みもらったから急いで帰ってきたのよ。」 『ふーん。』 「え、希美リアクション薄くない?」 『そんなことないよ。 ビックリしてるって。 てか、お父さん暑い。』 ソファーにピッチリ 凌ちゃんサン、あたし、お父さん の順で座る。 ……これ2掛けのソファなんですけど。 ぎゅうぎゅうですけど。 「なら凌斗君がおりればいいだろ。 オレは希美の隣が良いんだ。」 …恥ずかしい。