天気予報は暴風のち…Love!?

「私ね、輝くんにちゃんと『サヨナラ』って言ったよ」

「そっか」

「輝くんはどう思ってるかわからないけど、私は…愁だけだから」

「そんな可愛いコト言うと、また襲うぞ?」

私の耳元で囁く愁に、つい照れて俯いてしまう。

愁の制服の袖をキュッと掴むと私も愁の耳に囁いた。

「襲っても…いいよ…」

マジマジと私を見る愁から恥ずかしくて顔を逸らす。

「じゃあ、今日俺んちでリベンジだ」

「え…今日!?」

慌てる私に愁は大笑いした。

「嘘だって。果穂は大事にするって決めてんだ。ま、そのうちな」

「うん…。ありがと…」



愁に寄り添い、青空を見上げる。

いつも晴ればっかりじゃない。
曇ったり、雨が降ったり吹雪いたり。

それでもいつかは晴れる。

私と愁もこの空と同じ。

いろんな季節をこれから二人で乗り越えていけるといいね。

ね、愁。