さんざん怜について騒いだ弘美はまた遊びに来ると言い残して帰って行った。
私は飲み干した缶をどうしたものかと思い、怜に訊く事にした。
まだゴミの出し方がわかんないんだよね。
最近はゴミの分別が地域で違うらしいというのは親から聞いている。
ここってどうなってるんだろ?
「怜」
部屋のドアをノックすると返事があったので細くドアを開けた。
「缶ってどうやって捨てるの?」
ベッドにもたれていた怜は立ち上がってこちらに来る。
「もう、帰ったのか?」
「うん」
「うわ、お前酒くせー!ってか未成年だろ!」
「別にいいじゃない。怜って堅いよね」
「よくねーよ。お前、酒入ると人が変わるんだな」
「もー、うるさいなー」
細かい怜に文句を言っていた私は足元に置いてあった缶を入れた袋に躓いた。
「フラフラしてんなよ」
咄嗟に怜が私の腕を掴む。
「あー、ごめーん」
怜はため息をつくと私にゴミの出し方を教えてくれたけど、一度にたくさん言われても覚えられない。
ま、そのうち慣れるでしょ。
私は飲み干した缶をどうしたものかと思い、怜に訊く事にした。
まだゴミの出し方がわかんないんだよね。
最近はゴミの分別が地域で違うらしいというのは親から聞いている。
ここってどうなってるんだろ?
「怜」
部屋のドアをノックすると返事があったので細くドアを開けた。
「缶ってどうやって捨てるの?」
ベッドにもたれていた怜は立ち上がってこちらに来る。
「もう、帰ったのか?」
「うん」
「うわ、お前酒くせー!ってか未成年だろ!」
「別にいいじゃない。怜って堅いよね」
「よくねーよ。お前、酒入ると人が変わるんだな」
「もー、うるさいなー」
細かい怜に文句を言っていた私は足元に置いてあった缶を入れた袋に躓いた。
「フラフラしてんなよ」
咄嗟に怜が私の腕を掴む。
「あー、ごめーん」
怜はため息をつくと私にゴミの出し方を教えてくれたけど、一度にたくさん言われても覚えられない。
ま、そのうち慣れるでしょ。

