冷たい夜は桜の色


少しの間沈黙が続き、とうとう気まずくなってきた。

どうしたんだろ?三船さん、

そう思っていると、三船さんがとうとう口を開いた

《なぁ美加》

『なんです三船さんかしこまって、かしこまって』

私は軽く言った、そのはずなのに

《すまんな》

返ってきたのは私が求めていたものではなかった。

《あのな、、美加お前に伝えなければいけない事があるんだ、隆の事だ》

なに何の事?なんで隆が出てくるの?

『あの、、なんで隆がでてくるんですか?私に話があるんですよね』

そう言うととても苦しそうな顔をした。

なんで?なんで三船さんそんな顔するの?