大きな白い城、たくさんの人、空を彩る花火。
バスを降りた私たちを向かいいれたのは夢の国、そうともあのテレビでもよく出てけるミッコーランドだった。
『うわぁ!すごーーーい!!』
私はバスから降りると走りだした。
ここに来るまでにいろいろなすごいものを見てきたがバスを降りて着いたその場所は次元が違っていた。
気づくと私の口からは自然とため息が漏れていた
その様子を嬉しそうな顔をして私の後ろをついて来た。
「そんなにはしゃぐと転ぶぞ」
そう言ってくるくる回っている私の頭をぐしゃぐしゃとしながら呆れながらつぶやいた
『だってだってミッコーだよ!夢の国だよ!隆はやく!』
私は胸の前でガッツポーズを作りながら隆に私の熱意を伝えた。
「ははは、オッケ、さぁ行こう美加」
そう言って手を差し出してきた。その手を私は握り騒ぐ心を押さえながらミッコーランドの門をくぐった。



