ーーーー・・・・。 三船は隆が走って行った。廊下をずっと見つめ続けていた そうして無人の廊下で一人つぶやいた 《俺が幸せにするこれからもずっと、か・・。》 そういつぶやいた後静かに目を閉じた。 《大丈夫だよな。きっと隆は。》 《ねぇ大丈夫だよね?耕太・・・。》 三船が一人たたずむ廊下に涙の落ちる音が静かに吸い込まれていった。