「……?」 不思議そうに華夜は首をかしげた。 「あ、あれは…っ」 ふと珊をみると 口元に手をあててフルフルと 震えている。 かとおもうと 「千里さまぁーー!!!!」 叫びというか雄叫びというか とにかく声をあげながらその 集団の中には突っ込んでいった。 「千里さまぁ? 誰だよそれ…」 誰に問うわけでもなく ぽつりとつぶやいた華夜。 「千里さまを知らないんですの?」 後ろから声が聞こえた。