「てか兄貴達。もうやめろよなー。 そんなにあたしの裸が見たいのか?」 ニヤニヤしながら言うと、brother'sはオエッと吐く真似をしたので、その後のことは言うまでもない。 「んじゃあ、あたし学校いってくる」 妙にスッキリした顔で華夜は言う。 「テメエ、帰ったら覚えてろよ」 「いってらっしゃい…」 恨めしそうに芦夜と鷹夜が言った。 「もう忘れたっ」 ベェッと舌をだし、華夜は駆け足で学校へ向かった。