「ま、いっか」 パッと手を放し鷹夜から離れる。 方でゼーゼーと息をする鷹夜の頭を芦夜が無言で撫でている。 そしてそんな芦夜を見つめる鷹夜。 『可哀想に…、大丈夫か?鷹夜』 『うん。ありがとう』 『華夜は怒らせると怖いんだから、気を付けろよ。』 『あぁ、芦夜は優しいなぁ…』 という無言の兄弟愛が繰り広げられていることは当の本人達以外、誰も知らないのだった。