気の弱そうな若い男の担任が入って来た。 クラスが少し静かになり、先生が話し出す。 「えぇ〜。今日から一年間君たちの担任をやらせてもらう大野淳(オオノジュン)です。これからみんなよろしくな。」 若いからか爽やかだからかよくわからんが数人の女子達が担任を見てキャーキャー言っていた。 「ではここでみんなで自己紹介っ!といきたいとこだが、もうすぐ入学式が始まるからみんな廊下に並べ〜。 俺は友樹と一緒に廊下に並び、体育館に向かった。