~ 桜 星 ~


先生と同じ様なことを
この上司にもしてしまうかもしれない
恐れがあった。

だけど

それも先生と違うのは

「恋」

ではなく

「似ている偽りの恋」

であり
上司を苦しめてしまう。

もし
私がそれを「好き」と勘違いして
上司も「好き」と言うならば
お互い苦しむ。

それは絶対にしない。

だから
ホッとしたんだ。

「妹みたい」

と言われたことに
ホッとしたんだ。

だけど
今年のバレンタインはあげる。

それは
「恋」の好きではなく
お世話になっている上司の
「感謝の気持ち」の好きで
上司にあげるのだ。