~ 桜 星 ~


だから
私は外の景色を見ていた。

私が美容院に来た時間は
朝の7時で
まだ人がほとんど歩いていない街だったのに
今は
朝の9時近くって
街も人がいっぱい歩いていた。

犬の散歩で歩いている人もいれば
ライニングしている人もいて
朝っぱらから
おばさん同士集まって
おしゃべりをしている人たちもいれば
休日なはずなの
慌てて駅に向かって走っている人もいた。

その中で
母親と一緒に歩く
振袖来た女の子がいた。

よく見ると
同級生で
中学は違うけど
小学校は同じだった女の子だった。

私は彼女を嫌っていたのに
彼女は私を嫌いにならなかった。