その夜はラブホに泊まった。 大丈夫。いつもの事。 もうこんな事、慣れた。 心はもう捨てた。 次の日・・・・ 朝の9時に客が起きた。 「おはよう」 「おはようございます」 ニッコリと作り笑顔を浮かべながら挨拶をした。 その時。 また、あたしの体に客が馴れ馴れしく触ってきた。 ハァ、とため息をつき、 「ルールは守ってもらいますよ?」 呆れながら言った。