「何だ?」
谷川が視線に気付いた。
「眼鏡しない方がよくない?」
眼鏡のない谷川は意外な程端正な顔立ちをしていて美月は思わず見惚れてしまった。
谷川は傍らに置いていた眼鏡を取り上げ少し振る。
「俺が眼鏡外したらみんな黒板見ないだろ」
冗談を言ってるような口振りだが、谷川の言う事には説得力があった。
「すごい自信だね」
カップに目を落としコーヒーを口に含む。
「俺はまだクビになりたくないんでね」
「だからダサいだて眼鏡で顔を隠してるんだ」
「どうしてだて眼鏡だって思うんだ?ホントに目が悪いかもしれないだろ?」
含み笑いの谷川の手から眼鏡を奪うと美月はかけた。
「だってさっき眼鏡かけてなかったのに覗いてたのが私ってわかったじゃない」
眼鏡を必要としない美月の視界は眼鏡によって歪む事はなかった。
「瀬尾は鋭いな」
「別に。単純な事でしょ?」
「出来れば眼鏡の事はみんなには内緒にしといてほしいんだけどな」
美月から眼鏡を取り返し、手の中で弄ぶ。
谷川が視線に気付いた。
「眼鏡しない方がよくない?」
眼鏡のない谷川は意外な程端正な顔立ちをしていて美月は思わず見惚れてしまった。
谷川は傍らに置いていた眼鏡を取り上げ少し振る。
「俺が眼鏡外したらみんな黒板見ないだろ」
冗談を言ってるような口振りだが、谷川の言う事には説得力があった。
「すごい自信だね」
カップに目を落としコーヒーを口に含む。
「俺はまだクビになりたくないんでね」
「だからダサいだて眼鏡で顔を隠してるんだ」
「どうしてだて眼鏡だって思うんだ?ホントに目が悪いかもしれないだろ?」
含み笑いの谷川の手から眼鏡を奪うと美月はかけた。
「だってさっき眼鏡かけてなかったのに覗いてたのが私ってわかったじゃない」
眼鏡を必要としない美月の視界は眼鏡によって歪む事はなかった。
「瀬尾は鋭いな」
「別に。単純な事でしょ?」
「出来れば眼鏡の事はみんなには内緒にしといてほしいんだけどな」
美月から眼鏡を取り返し、手の中で弄ぶ。

