涼平は美月の耳に舌を這わしブラウスのボタンを外していく。

美月は思わず涼平の手を押し留めるが力の入ってない指では何の抵抗にもならなかった。

「りょ…へ…ぃ」

吐息混じりに呼ばれて、涼平の欲望は止まるどころか更に高まる。

「美月…」

キャミソールとブラのストラップを一気に肩から滑り下ろした。

「きゃっ…」

美月は慌てて腕で胸元を隠す。

「涼平…恥ずかしいよ…」

涙ぐむ美月の目にキスを落とし首筋をペロッと舐める。

「あっ…ん」

弛んだ腕を左右に開き首筋から鎖骨までを唇で吸いついた。

「涼平っ…」

身体全体を紅潮させる美月に涼平は我慢出来なくなり、キャミソールとブラを一気に引き下ろそうと手をかけた瞬間だった。



ドンドンドン!

「谷川先生!」

理科の他の教師らしき人物が荒々しくドアをノックし扉を開こうとガタガタしている。