「おはようッ!」







チッ、
いるし。



なんでこーゆー日に限っているかなぁ。


雄輔は……





「宮石のねーちゃん……」




雄輔があたしに近づいてきて、




「結婚するんでしょ?
……おめでと」


と、小声で言った。



あたしに言ってどーする。


ただでさえ今雄輔の事意識してんのにそんな近寄らないでよ。