小さな親切大きなお世話!! モテなくて結構! プルルルルル―――――♪ プルルルルル―――――♪ あたしの部屋の子機のランプが黄色く光る。 パックのレモンティーのストローをくわながら目であたしに“取れ”と合図するお姉ちゃん。 自分で取ればいいじゃん。 「はい、宮石です」