キミの隣へ





「知ってたんじゃん…」



龍哉先輩ってすごい正直な人だな。




いつか本当にあなたのことを友達と思えたらタメ口にしよう…。



それまではごめんなさい、もう少し時間が必要なの。




夏の太陽に背中を押され想いの向日葵が空に向かって花開く。



咲き誇れ、もっときれいに強く、雄輔を振り向かせるくらい大きく咲け。


想いの向日葵…。