キミの隣へ





「…優歌ちゃん、今日の放課後2-D前の階段に来て?」



「わかりました」



「優歌?どうしたの?」


咲ちゃんが声をかけたのと同時に龍哉先輩は目の前から姿を消していた。


「CD返しにきた」



「ありがと」




早足で教室へと戻る。



やっぱり怖いんだな、龍哉先輩と会うの。



頭痛くなってきたよ…。